女性の味方❝大豆イソフラボン❞たっぷりレシピ六種の大豆コラボサラダ
材料
- (2人分)
- 絹ごし豆腐
- 1丁(大きくほぐす)
- 枝豆
- 50g(ゆでて実を出す)
- 大豆もやし
- 50g(ゆでる)
- 松山揚げ
- 10g(乾煎り)
- トマト
- 1/2個(くし型)
- 韓国海苔
- 適量
- A.豆乳
- 1/4カップ
- A,味噌
- 大さじ2
- A,酢
- 大さじ2
- A.黒こしょう
- 少々
- A.コラゲネイド
- 大さじ2
作り方
器に食材をお好みで盛り付ける。
Aの調味料を合わせたドレッシングをかけ、韓国海苔を飾る。
コラム
女性アスリートの健康障害
【女性アスリートの三主徴】
①利用可能なエネルギーの不足
食事からのエネルギー摂取量が、運動によるエネルギー消費量に対して不足した状態です。
過度な練習と食事制限などが原因と考えらえます。
②無月経
エネルギーの不足が続けば、卵巣を刺激する脳からのホルモン分泌が減少し、無排卵となります。
月経が3か月以上停止した続発性無月経で、運動が原因と考えられるものを運動性無月経と言います。
他にもストレスや環境の変化が原因になることもあります。
③骨粗鬆症
無月経になると卵巣から分泌されるエストロゲンという女性ホルモンが減少します。
この状態が長引くと、骨密度が低下していき疲労骨折のリスクが高まります。
骨密度の年間増加量は11~14歳が最も大きく、20歳頃に骨量がピークになります。
思春期の過ごし方はこの先の選手生命だけでなく、将来の骨や女性の体への影響が深刻に心配されます。
【予防】
①食事からの充分なエネルギー摂取
アスリートの基本である「主食+主菜+副菜+牛乳・乳製品+果物」の組み合わせで食べましょう。
まずは主食となるご飯を適量食べます。体重が気になるからとご飯で調整する選手もいますが、お米の糖質は生活や練習でエネルギーとして
燃やされるので安心してくださいね。お米にはたんぱく質も含まれ、便秘も予防し、甘いものへの要求も防ぎます。
②成長期には体重増加が基本
小学校高学年から高校生ぐらいまでは身長も伸び、女性らしい体つきになります。
競技によっては増えた体重や体脂肪が不利になる場合があるかもしれませんが、健康であることを最優先にして、
大切に自分の体を作っていきましょう。体脂肪率より除脂肪量(体重から体脂肪量を引いた値)が低下していないかを確認して下さい。
③骨や月経前症候群への期待“大豆イソフラボン”
大豆は「畑の肉」と言われるように、良質なたんぱく質をはじめ多くのビタミンやミネラルが含まれます。
中でも大豆イソフラボンは、女性ホルモンエストロゲンに似た働きをするため、骨密度が低下しがちな女子アスリートにおすすめする食材です。
今回は一品に大豆製品の種類を多く入れましたが、毎食どれかひとつ少しでも取り入れて継続することが大切です 。
レシピ監修
大田 美香(おおた みか)先生
愛媛県人初 日本スポーツ協会公認スポーツ栄養士
管理栄養士
株式会社1212 代表取締役
レシピに使用した商品
コラゲネイド