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女子ゴルファー

INTERVIEW

地元の愛媛で夢を叶えるために奮闘。人に感動を届けるプロゴルファーを目指して

ゴルフ歴は13年。高校卒業後からプロの道を目指すように

ゴルファー 佐保重女理選手

松山出身の佐保重女理(さほえめり)です。女子ゴルファーを目指すかたわら、松山のゴルフスタジオでコーチをしています。2020年3月に高校を卒業し、現在は19歳です。
ゴルフ歴は13年になります。初めてゴルフに触れたのは、子どもの頃に父のゴルフについていったとき。パターを手にとってボールを打ってみると楽しくて、そのままもくもくと打ち続けました。そんな私の姿を見た両親は「この子はゴルフに向いているかも」と思ったそうです。
ただ、ゴルフを本格的にやりはじめたのは高校生のときです。興味のある分野に熱中している友人から刺激を受け、私も趣味でやっていたゴルフを極めることにしました。すると結果が出るようになり、高校卒業後からプロの道を目指すことにしたのです。
ゴルフをしていて楽しい瞬間は、試合で目標より上のスコアを出せたときです。自分の限界に打ち勝って、次のステージにいけるうれしさがあります。また、ショットが決まってギャラリーから拍手をいただくときも気持ちがよいですね。
ゴルフはだれもが楽しめるスポーツなので、年代やバックグラウンドを超えてさまざまな方とつながれることもゴルフの醍醐味です。

インプットとアウトプットを通じてゴルフへの理解を深める

ゴルファー 佐保重女理選手

現在は、ゴルフスタジオを運営する白石泰祥オーナーのご支援のもと、プロ試験に向けて練習をしています。オーナーは私の夢を本気で応援し、導いてくれる人です。ゴルフの魅力だけじゃなく、社会人としての大切なことも教えてくださいます。第2の父だと思っています。 オーナーのゴルフスタジオでは、コーチとしても経験を積ませてもらっています。これまでは教えてもらうばかりでインプットが中心でしたが、今は教える立場となり、たくさんのアウトプットをしています。
「どうやったらお客様に伝わるかな?」と考えながら、言葉を選んで指導をしています。自分の中に蓄積されたゴルフの知識や経験を言語化することで、それまでなんとなく理解していたことを、腹落ちさせることができるんです。
インプットとアウトプットを繰り返す中で、学んだことを吸収する力・スピードがあがった気がしています。教えるという貴重な経験をさせてもらっていることに感謝しています。

家族の応援は、ゴルフをがんばる原動力に

佐保重女理選手とゴルフスタジオチェンジ オーナー 白石泰祥さん

ゴルフに打ち込めるのは、まわりの支えがあるからです。特に家族は全力でサポートしてくれます。
たとえば母は、ゴルフについては一切口出しをしませんが、栄養のあるごはんをつくってくれたり、睡眠に関するアドバイスをくれたりと、体づくりの面で協力してくれます。おかげでコンディションのよい状態で、練習や試合に臨めています。
父は試合の朝、「楽しむんよ! 楽しんでおいで!」と声をかけてくれます。その言葉には「どんな結果でもゴルフ自体を楽しむことを忘れないで」とプレッシャーを和らげてくれる父の優しさ、そして「見ている人を楽しませるんだよ」という応援のメッセージが詰まっています。まずは自分が楽しむことでよい試合をしよう! と思わせてくれる、試合の日に勇気をもらう言葉です。
それから姉には、精神的な面で支えてもらっています。本音で話せる姉は、1番の相談相手。ゴルフのこともそれ以外のことも、すべて受けとめてもらっています。練習の息抜きに一緒に遊びにいったり、くだらないおしゃべりで涙がでるほど笑ったり、姉と過ごす時間に元気をチャージしています。

感動を届けられる女子ゴルファーになるという夢を、地元愛媛で叶えていく

ゴルファー 佐保重女理選手

私の夢は「人に感動を届けられる女子ゴルファー」になることです。エネルギッシュなプレーを通して、見ている人の心を動かしたり、元気を与えられるアスリートになりたいと思っています。目標にしているのは、力強いショットが印象的な原英莉花選手です。

今後もプレーの拠点は、生まれ育った地元である愛媛にするつもりです。愛媛のゴルフ場は景色がきれいだし、海が見えるところも多く、私らしくのびのびとパフォーマンスができるんです。応援してくれる家族やコーチの存在に感謝しながら、慣れ親しんだこの地で夢に向かって全力投球。引き続き、邁進していきます!

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