松山大学女子駅伝部 杉江 風花選手

INTERVIEW

松山大学女子駅伝部
杉江 風花選手

現在在籍中

マラソンとの出会い、松山大学駅伝部入部までの道のり

松山大学女子駅伝部の杉江風花(すぎえ ふうか)です。

 

小学5年生の時に参加した市民マラソンで、上位に入賞したことがきっかけで走ることが好きになり、陸上競技を始めました。

 

硬式テニスもしていたのですが、中学生になってからは陸上競技に集中したいと思ったので、硬式テニスをやめて、学校の部活とクラブチームで本格的に練習することにしました。

 

練習はきついことも多いですが、陸上競技は練習の成果がタイムに現れるので、良い結果が出た時や上位入賞して表彰台にのぼった時には、すごく達成感を得られ、それが嬉しくて今も続けられています。

 

松山大学の女子駅伝部に入部したきっかけは、他の大学に比べて部員がそこまで多いわけではなく、その分一人ひとりの性格をお互いが理解していて、練習中でも周りの異変などにすぐ気付くことができる環境にあるからです。実際にスタッフも一人ひとりをしっかりと見てくれるので、安心して競技に取り組めました。

 

 

コツコツ努力し怪我を乗り越えた経験

駅伝と出会ってからこれまでで、怪我をしている時期が1番辛かったです。

 

大学1年生のころに疲労骨折をしてしまい、1年くらい走れない期間がありました。計画的に治療していれば本来は数ヶ月で完治できたのですが、足が痛くなっても、まだ走れるだろうと思って放置してしまい、更に怪我を悪化させてしまいました。そして、治ったと思って走り出したら、また別のところを怪我してしまう、そんな状況を繰り返していました。

 

怪我をしている間は、1日中補強トレーニングをしたり、バイクをこいだり、プールで心肺機能をあげたりというトレーニングを主にしていました。怪我をしていた時でも、諦めずにできることをやっていたので、コツコツと努力する姿は先輩からも認められていて、チーム内での見本になっていたのかなと思っています。

 

ここ2年くらいは大きな怪我はしていません。トレーニング後のケアの時間を長くしたり、カルシウムの多い食事を心がけたり、新田ゼラチンのコラゲネイドを取り入れるようになってから怪我をしなくなったように感じます。

 

 

今後は得意な長距離で競技を続けます

卒業後は、大阪のジャパンクリエイト社に入社します。マラソン部がある会社なので、これからも競技を続けていきます。もともと長い距離を走るのが好きなので、マラソンに集中して結果を残していきたいです。

 

今は、マラソンのベストタイムは2時間56分ですが、将来は2時間半を切るランナーにまで成長するのが目標です。

 

長距離を走る時には気持ちが折れそうになることがあるので、いかに諦めずに走り切れるかが大事だと思っています。私自身、きつい場面があるとネガティブに考えてしまうことがあるので、ネガティブをいかにポジティブに変えられるかということを意識して、冷静になって走ることに気を付けています。

 

社会人になると今よりも忙しくなると思うので、生活リズムの変化によって競技に悪影響が出ないようにしたいです。まずは生活に慣れ、継続して練習することを第一に頑張ります。

 

これからも結果を出して恩返しがしたい

駅伝部に入って一番嬉しかったのは、大学2年生の富士山女子駅伝です。アンカーに渡る前は6位でしたが、アンカーが4位で競技場に入ってきた瞬間が今でも忘れられません。私は補欠でサポートをしていたのですが、一緒に練習してきた先輩たちの走りを見て、とても刺激を受けましたし、大学生活での素敵な思い出になりました。先輩たちの分まで自分ができることをやって、最後に結果で地域の皆さんに恩返しができるようにしたいと感じました。

 

地域の皆さんは、いつも走っていると「頑張ってね」と応援をしてくれたり、富士山女子駅伝に出たときには「テレビみたよ」と声もかけてくれたりしました。時には、差し入れでみかんをいただくこともあり、本当に感謝しています。

 

スタッフたちは、私があまり走れていない時でもずっと練習をみてくれていて、アドバイスもたくさんいただきました。すごく学びが多く良い経験ができたと思っています。社会人になってからは得意とするマラソンで勝負ができるので、そこでしっかり結果を出して頑張っていきます。

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