松山大学女子駅伝部 小松 優衣選手

INTERVIEW

松山大学女子駅伝部
小松 優衣選手

過去に在籍

松大への入部は、自分自身へのチャレンジ

松山大学女子駅伝部(通称:松大)の小松 優衣(こまつ ゆい)です。大分県大分市出身です。

松山には3年前、大学入学を機にやってきました。地元と愛媛県松山市は、都会でもなく田舎でもなく程よい感じの雰囲気が似ていて、松山には直ぐになじむことができました。お気に入りのランニングコースは城山公園です。よく道後温泉や松山城の周りなど松山市内を走っているのですが、街中を走っていると、たまに地元の方々から応援の声をかけてもらえる事もあって、とても嬉しいです。

 

駅伝を始めたのは小学5年生の時です。

元々、運動会などでリレー選手に選ばれるくらい走ることが得意だったので、小学5年生の時、近所の陸上クラブに入会しました。陸上クラブに入った時に長距離走が好きだと気がついてからは長距離走を練習するようになり、その年の冬に経験した駅伝がきっかけで駅伝を好きになりました。それ以来、中学、高校と駅伝チームのある学校に入学し駅伝を続けてきたのですが、高校時代にあまり良い結果が残せなくてどうしようか悩んでいた時、高校の先生が本気でやるなら松大だと背中を押してくれたので、思い切って松山大学に入学しました。当時の私にとって松大はハードルが高くて、ついて行けるかとても心配でしたが、今思えばあの時にチャレンジして良かったなと思っています。

コロナ禍で強まったチーム力

この1年間はコロナ禍でも昨年より大会に出場できる機会が増え、走れることに喜びを感じながら過ごしてきました。昨年よりは良くなったとは言え、コロナ禍により夏合宿ができず、練習面ではまだまだ制限がありました。制限がある中でもチームみんなで工夫しながら頑張ってきたので、今年の駅伝では今までやってきたことが報われる結果を出したいと思います。

今年の全日本大学女子駅伝(20211031日)、富士山女子駅伝(20211230日)ではどちらも3位入賞を目標にしています。昨年は全日本大学女子駅伝では8位入賞、富士山女子駅伝では4位入賞でした。もちろん優勝も目指していますが、3位は絶対とろうとみんなで決めて、チーム一丸となり頑張っています。今年のチームは、昨年より走れる人数が増えて、メンバーどうしでも競り合いができているので、チーム全体でお互いに高め合う良い雰囲気が漂っていると感じています。

チームを引っ張る存在を目指して、自分を追い込んだこの1年間

昨年の私は、インカレや駅伝、ハーフマラソンで各大学の強い選手と走った時に、まだ全然戦える力がないことを実感し、強い選手と戦えるようになるために常に上のレベルを意識して練習するようになりました。昨年、日本インカレの5000m4位と悔しい思いをしてから、今年こそはと表彰台を目指して1年間頑張ってきたので、日本インカレの10000m3位を獲れたことはこの一年の努力の成果として自分にとって大きな自信になりました。

また、今年の駅伝ではチームを引っ張る走りをしたいと思います。この1年間はチームを引っ張っていける存在になるために、ポイント練習を外さないことやレースで結果を出すことを意識してやってきました。まずは、駅伝で目標を達成し、これからもトラックレースや駅伝、ハーフマラソンなどで強い選手と戦えるような力をつけてチームを引っ張っていける存在を目指します。

応援してくれる方々へ期待に応える走りで恩返しを!

駅伝はテレビ放送があるので、駅伝に出ると地元の友達や先生から連絡が来ることがすごく嬉しいです。毎年、家族や友達、恩師などたくさんの方が楽しみにしてくださっているので、期待に応えられるように走りで恩返しがしたいと思います。

また、今年の駅伝は4年生と走る最後の駅伝です。今の松大は4年生の人数が多く、走りの面でも、チームワークの面でも4年生が引っ張ってきてくれました。私は先輩たちが作り上げてくださった、松大の明るい雰囲気が大好きです。私には同級生のチームメイトがいなかったのですが、先輩たちがいてくれたのでキツイ練習も乗り越えることができました。この3年間、どんな時も一緒に頑張ってきてくれた先輩方に対しては、言葉では言い表せない程の沢山の想いが溢れてきます。今年の駅伝は大好きな先輩方と走る最後の駅伝になるので、みんなでいい走りをして最後の駅伝を笑って終わりたいです。そのために、自分がしっかり走って3位入賞の目標達成に貢献したいと思います。

頑張る人仲間ギフト贈っちゃおう!!