愛媛FCレディース 大矢 歩選手

INTERVIEW

愛媛FCレディース
大矢 歩選手

過去に在籍

先輩に声をかけられ、小学生でサッカーの道へ!

愛媛FCレディース背番号7番、フォワードの大矢歩(おおや あゆみ)です。出身は群馬県ですが、愛媛・松山には長く住ませていただいています。気候が温暖な上、地域の人々も温かくて住みやすいですよ。

私がサッカーを始めたのは、小学生の頃。校庭でサッカーをしていたところ、もともとサッカーチームに所属していた先輩に声をかけられたことがきっかけです。昔から外で遊ぶことが大好きだったので、誘われたときは迷わず承諾したことを覚えています。両親も「力が有り余っているのなら、やりなさい!」と背中を押してくれました。

私が考えるサッカーの魅力は、ゴールを決めたときにサポーターの方々やチームのみんなと喜べること。みんなでボールを追いかけ、勝利の嬉しさを分かち合えるのがサッカーの醍醐味です。

(写真提供:株式会社愛媛FC)

選手としても、人間としても成長したい。

サッカー選手として大切にしていることは、感謝を忘れないことです。いつも支えてくれる方、私をここまで育ててくれた方、応援してくれた方、叱ってくれた方……。お世話になったすべての方に、「得点」という形で恩返しできるよう意識しています。

憧れの選手は、サッカー日本女子代表にもなった安藤梢選手。現在もトップリーグで活躍されていて、プレーもお人柄も本当に素敵な方です。過去に同じチームに所属させていただいた経験があるのですが、優しく声をかけてくださいました。サッカー選手としてもひとりの人間としても、とても尊敬しています。

そんな安藤選手の姿を見て、私もサッカーの技術や身体づくりを極めつつ、立ち振る舞いや物事への向き合い方を大切にしたいと思いました。選手としても人としても成長し、たくさんの人に応援していただけるような選手になりたいです。

(写真提供:株式会社愛媛FC)

人のために頑張れることが、愛媛FCレディースの魅力。

愛媛FCレディースの最大の魅力は、チームのため、人のために頑張れる選手がたくさん在籍していること。所属したての頃は右も左もわからず、周囲に助けられっぱなしでした。現在では所属8年目になりますが、チームメイト全員がチームのために行動する姿を肌で感じてきましたね。自分もそういった「誰かのための行動」で、今のチームメイトに何かを伝えていきたいです。

また、「プレイヤーも観客も楽しめるプレー」も愛媛FCレディースの魅力のひとつです。ボールやパスを大切にし、見ている人に楽しんでもらえるサッカーができていると思いますよ。

一方で、チームとしての課題も残っています。特に気になるのは「得点力」。やはり点を入れないと勝てない世界ですので、今後さらに貪欲に突き詰めたいです。今年から1部リーグに昇格したので、レベルの高い相手と試合ができると期待しています。プレーを通して、チームとしても個人としても成長を楽しみながら取り組みたいです。

(写真提供:株式会社愛媛FC)

仕事との両立が大変だと思ったことは「ないです」。

仕事とサッカーの両立は大変そうと思われることが多いのですが、正直大変だなって思ったことはないです。会社の方々や家族、サポーターの方々など、本当にさまざまな方に支えてもらっています。

職場は、いつも楽しく温かい雰囲気。私がサッカーの練習に気持ちよく打ち込める雰囲気を作ってくれています。一番印象的だったのは、私が入社したての頃、会社の皆さんが横断幕を作ってくださったことです。応援に来てくれること、声をかけてくれること、気にかけてくれること。そのすべてが私の支えになっています。

小学生の頃に背中を押してくれた両親もまた、私の支えです。ときには迷惑をかけてしまうこともあり、申し訳なさを感じたこともありました。それでも両親は「自分が納得いくまでやりなさい」とエールを送ってくれるんです。本当に感謝しています。

また、1部リーグへの昇格を決めた試合では、1200人ものサポーター・観客の方々が会場に足を運んでくださいました。皆さんの力強い応援が勝利に導いてくれたのだと確信しています。その他にも行きつけのごはん屋さん、ジムの方など、いろいろな場所でたくさんの方が応援してくれているからこそ、私たちは頑張れます!

応援があるから頑張れる。

私たち愛媛FCレディースの最大の原動力は、応援してくれる方々。さまざまな面でいつもサポートしていただき、感謝の気持ちでいっぱいです。

皆さんの応援が本当に私たちの源になっています。これからも精一杯頑張りますので、変わらずの応援をよろしくお願いします!

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